また、クラスにはデータや処理に対応する属性や操作の情報を表現でき、
個々のクラス間のつながりにも様々な種類の関係を表現することができます。
可視性の種類
記号 | 表現 | 意味 |
---|---|---|
+ | public | すべてのクラスからアクセス可 |
- | private | 自クラスのみアクセス可 |
# | protected | 自クラスとその子クラスからアクセス可 |
~ | package | 同一パッケージ内のクラスからアクセス可 |
データ型の種類
下記はプログラムを作成する際にしばしば使用するデータタイプの名前です。
(プログラミング言語によっては名前が違う場合もありますが、似たようなタイプがあることがほとんどです。)
型名 | 内容 | データ幅 |
---|---|---|
int | 整数 | 4 byte |
float | 単精度浮動小点 | 4 byte |
double | 倍精度浮動小点 | 8 byte |
char | キャラクタ | 2 byte |
void | データタイプ不定 | xxx |
クラス間の結びつきは、関連で表現します。
※ここでの関連とは、クラスとクラスの間の双方向の意味的な接続を表す関係のことを示します。
関連の例
誘導可能性の例
サブ(下位)クラスがスーパー(上位)クラスの一種である関係を表現します。
これは 「 is a 」関係とも言います。(例:The bus is a car.)
汎化の例
多数あるクラスをまとめのクラスを表現します。また、双方の間に「全体-部分」の関係があります。
集約の例
クラス図をモデリングする際は以下の点に注意すると良いでしょう。